工場写真
工場正門
正門前風景
事務棟
事務所には各スタッフが1フロワ内で仕事をしています。
事務棟には事務室の他に、食堂、会議室、試験室が入っています。
第一工場
第一工場は、板金部品の加工を主に行っています。
第二工場
第二工場では、製品の組み立てを主に行っています。
冷暖房完備で快適な作業空間を実現しています。
第三工場
第三工場は、２階建ての工場と倉庫からなり、主に住宅設備機器の組み立てを行っています。
第一倉庫・出荷場
2,016㎡（611坪）の出荷場を兼ねた倉庫です。
部品加工工程
プレスライン
現在、10台のプレス機が稼働中です。
コイルライン付・200ｔサーボプレス機
順送に対応した最新のサーボプレス機です。
サーボモーターにて駆動するためスピードや、位置、加圧力などを任意に設定でき。製品の高精度化、型寿命の延長や工程数の削減、歩留りの向上などが可能であり、コストの大幅な低減に寄与します。
250ｔダブルクランク順送プレス機
工場内で最大の順送プレス機です。
タレットパンチプレス
板金部品のブランキング加工をおこなう機械で、5×10サイズまで対応したテイクアウト機能付きローダーを備えたタレットパンチプレス機です。
夜間は無人で２４時間稼働にて生産しています。ブランクで発生するバリも除去できるツールを装備。
NCプログラミングツール（CAM）も最新鋭のものを導入し、多品種・少量生産に対応しています。
プレスブレーキ
板金部品の曲げ加工をおこなう機械です。
４×８サイズに対応したＮＣプレスブレーキです。
スピニングマシン
多品種・小ロットの生産に対応するようNCスピニングマシンです。
簡単な金型で小ロット生産に最適な機械で、高効率プラグファンの加工を行っています。
CNC旋盤
バーフィーダー付2スピンドル、2タレット仕様のCNC旋盤を導入。
材料供給から製品寸法測定・補正、排出までを自動で行えるシステムを構築。
主にファンボスの加工を行っています。
ＭＡＧ溶接ロボット
高品質な溶接を実現する為、ポジショナ付の溶接ロボットを2ライン導入。ワーク寸法のバラツキを補正するタッチセンサ付で、常に安定したビードで溶接をすることが可能です。品質のみならず省力化にも貢献しています。ポジショナ・ＮＣ制御装置・ブース等は自社にて設計、製作をおこなっています。
組立工程
住宅換気製品組立ライン「でじナビ」
住宅用換気ユニットを組立するセル生産方式を採用したラインです。画面の指示に従って組立てしていき、作業ポイントやチェック項目を表示することで、安定した高品質な製品を生産することが可能。自動検査機能も搭載しており品質の安定化に貢献しています。
「でじナビ」ラインは制御・ソフトウェアも含め、全て自社開発、製作しました。
エアドライヤ組立ライン「でじ検」
セル生産方式を採用したエアドライヤ組立ラインです。耐圧検査、真空引き、冷媒充填、運転検査までを自動にておこなうシステムを構築。デジタルで管理された高品質な製品を生産しています。
「でじ検」ラインは制御・ソフトウェアも含め、全て自社開発、製作しました。
エアドライヤ・ロウ付け工程
銅管の接合をおこなうロー付け工程です。熟練者によって安定した品質を確保しています。
シロッコファン組立ライン
主に片吸い込みタイプのシロッコファンを組み立てる装置です。
写真の縦型スピニング機は、設計から組み立てまで自社にて開発しました。
全自動シロッコファン組立ライン
小口径タイプのシロッコファンを全自動にて組み立てる装置です。
ファン・バランシング工程
各種ファンの回転アンバランス量を補正し、回転時の振動を抑制します。
試験設備
環境試験室
７畳の２部屋が１枚の壁で隔てられており、
屋内条件（温度０～４０℃／湿度２０～９０％）と、
屋外条件（温度－３０～８０℃／湿度２０～９０％）がそれぞれ設定でき、春夏秋冬の環境を創り出せる設備です。
環境試験
写真は、住宅換気システムの試験風景です。
有効換気量や温度交換効率、結露試験、消費電力量等の測定が可能です。
チャンバー
ＪＩＳに基づいた送風機の性能を評価する装置です。
圧力損失を制御する事によって、個々の送風機の特性である風量、騒音、回転数、動力等を測定可能とします。
無響音室
６面くさび吸音構造によって囲まれた、５ｍ×５ｍの広さの空間を持つ試験室です。
暗騒音が１５ｄＢと無音に限りなく近い状態で、製品から発する音をごく小さな音から測定・分析することができます。
設計・生産管理
製品設計
三次元ＣＡＤを製品設計に生かすことにより、高品質、短納期を実現。設計から生産までのデータを一元管理しコストダウンにも貢献しています。
クリーン機器の物件設計
物件ごとのオーダーメイドによる設計を行う必要があり、大規模な構築物にも対応しています。
住宅換気システム設計
樹脂部品を多用する住宅向けの製品には三次元ＣＡＤが威力を発揮します。
設備・金型設計
自社で使用する、設備・金型は基本的に自社にて設計製作しています。豊富な加工技術のノウハウを取り入れた生産設備によって作り出される製品群は、高品質でありながらローコストを実現しています。
生産設備設計
生産に使用する専用機は、そのほとんどが自社設計・製作です。三次元ＣＡＤによる構造設計を行うことで製品の特性に合わせた最適な加工工法を実現しています。
電気配線・制御も社内で設計・組立をおこなっています。時にはパソコンを制御に使う事も得意としています。
生産管理システム
受注、生産、出荷までのフローを一元化し、独自の生産管理システムを立ち上げました。
基幹業務のシステムは全て、自社にて独自開発しています。サーバーの立上げからデータベースの設計、アプリケーションの作成に至るまで自社にて構築しています。
受注・出荷管理では
お客様からの多様な注文形態に対応する受注処理。このデータを元に出荷日の算出、伝票の発行を行うシステムです。出荷時にはバーコードによるチェックを行っており、受注漏れや出荷漏れを防止しています。
生産計画では
部品の所要量計算はもちろん、日ごとの在庫推移と、製造現場の負荷計算を行い最適な生産計画を立てることができるツールです。作業実績も製造現場からリアルタイムに上がってくる為、進捗状態もわかるようになっています。